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執筆者の写真まつだたく

2/12 床板張り作業、地道な一歩が未来を作る(DIYメモ)

更新日:2024年12月19日

2022年2月12日。冬の冷たい空気が頬をかすめる中、先週に引き続き山の家の食堂で床板張り作業を進める。部屋の端から少しずつ新しい床板を張り詰めていく作業は、地味ながらも確実に空間を生まれ変わらせていく。今日は特に難しい箇所もなく、淡々と進められる予定だ。とはいえ、作業が単調な分、集中力を保つのが少し大変かもしれない。





「さて、今日もやるか」と独り言をつぶやきながら、作業に取り掛かる。丸鋸(まるのこ)やメジャー、金槌など、必要な道具を手に取り、作業を開始する。採寸して、カットして、張り付ける。この一連の流れをひたすら繰り返す。立ったりしゃがんだりを何度も繰り返すので、足腰にじわじわと疲労が溜まっていくのがわかる。「これ、意外と体力使うなぁ」と思わず苦笑い。



作業が進むにつれて、徐々に部屋全体の雰囲気が変わっていくのがわかる。古びた床が新しい板で覆われていく様子は、何度見ても気持ちがいい。けれど、単調な作業が続くと、どうしても飽きが出てくる。「うーん、次は壁とか天井も手を入れたいなぁ」と、つい先のことを考えてしまう。壁を塗り替えたり、天井に新しい素材を張ったりすれば、この部屋はもっと素敵になるだろう。そんな想像をしながらも、「いやいや、まずは床を終わらせないと」と自分に言い聞かせる。



今は床板張りに集中する時期だ。居住空間を広げるためには、まず足元をしっかり整えることが大事。壁や天井に手を付けるのはその後だ。焦らず、一歩ずつ進めていこう。そう思い直して、再び作業に没頭する。



徐々に作業のペースが少しずつ上がってきた。手順にも慣れ、効率よく進められるようになったのだろう。部屋の端から張り始めた床板が、徐々に中央に近づいていく。「お、終わりが見えてきたな」と心の中でつぶやく。作業が進むたびに、完成形が少しずつ現実味を帯びてくるのが嬉しい。



夕方、作業を終えて部屋全体を見渡す。まだ完全には終わっていないが、それでも新しい床板が張られた部分は、まるで別の空間のように明るく見える。「よし、あと少しだ」と自分を励ましながら、今日の作業を振り返る。



地道な作業の積み重ねが、未来の快適な空間を作る。そう信じて、明日もまたこの部屋に向き合うつもりだ。少しずつ形になっていく山の家を見ていると、疲れもどこか心地よく感じられる。明日はどこまで進められるだろうか。そんな期待を胸に、今日の作業を終えた。

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