2022年4月10日。春の陽気が心地よい4月の朝。今日は倉庫の床にニスを塗る作業に取り掛かることにしました。先ほど、コンパネを敷き詰めて床を張り終えたばかりの倉庫。次のステップとして、ニスを塗って仕上げることで、空間全体をさらに魅力的にする計画です。「さて、もう少し頑張るか」と独り言をつぶやきながら、作業をスタートしました。
まずは、床全体の掃き掃除から。倉庫の中には、作業中に出た木くずや埃がまだ残っています。ほうきを手に取り、隅々まで丁寧に掃きます。「ここまでやると、なんだか気持ちいいな」と思いながら、床が徐々に綺麗になっていく様子を眺めます。掃除が終わると、次はニス塗りの準備です。
今回使用するニスはクリアタイプですが、少しだけオイルステインを混ぜてブラウンに仕上げることにしました。これにより、木目がよりくっきりと浮かび上がり、温かみのある雰囲気が出るはずです。小さな容器にニスを注ぎ、オイルステインを慎重に混ぜていきます。「この色合い、いい感じだな」と満足げに頷きながら、刷毛を手に取りました。
作業を始める前に、マスク(防塵)をしっかりと装着します。季節柄、スギ花粉が大量に舞っているようで、鼻がムズムズするのを防ぐためです。「花粉症の季節は本当に厄介だな」とぼやきつつも、作業に集中します。刷毛にニスを含ませ、床の端から丁寧に塗り始めます。刷毛が木目に沿って滑るたびに、床がしっとりとした艶を帯びていくのがわかります。「おお、これはいいぞ」と思わず声が漏れました。
ニスを塗ることで、床の質感がぐっと良くなり、毛羽立ちも防止されます。さらに、合板の木目がくっきりと強調され、まるで高級な木材を使ったかのような仕上がりに。「これだけで倉庫の雰囲気が一気に変わるな」と感心しながら、作業を進めます。広さがそれほどない倉庫なので、あっという間に塗り終えることができました。
ニスが乾くのを待つ間、元々倉庫に置かれていた箪笥や棚を綺麗に拭き上げ、再び設置していきます。「この箪笥、意外と味があるな」と思いながら、位置を微調整。その他の品々も一旦仮置きしながら、展示スペースの構想を膨らませます。「ここに古い道具を並べたら面白いかも」「この棚には地域の写真を飾ろうかな」と、次々とアイデアが浮かんできます。
作業を終えて倉庫を見渡すと、まるで新しい空間が生まれたような気分になりました。床の艶やかな仕上がりが、倉庫全体を明るく引き立てています。「これで展示スペースの基礎は整ったな」と満足感に浸りながら、次のステップに思いを馳せます。この倉庫が地域の歴史や文化を伝える場所として生まれ変わる日が、ますます楽しみになってきました。
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